2013年12月23日月曜日

第89回天皇杯 - 快進撃について  - 【サガン鳥栖】

12月29日 13:05 - 横浜FM - サガン鳥栖 日産スタジアム

第89回天皇杯準々決勝の4試合が行われましたが、どの試合もすさまじい試合でした、それも全て延長戦、120分で決着がつかずPK戦までもつれた試合もありました。

やはりサッカー選手、サポーターにとって新年の始まりの元旦を国立競技場で迎えたいという気持ち、願いがあります。

その中での興味を引いて応援したいのがサガン鳥栖チームです。
 リーグ戦の調子がそのまま影響するこの大会、好調チーム同士の戦い、川崎Fでした、正直もうないだろう、厳しいだろうと思っていましたが、我慢比べとなったこの試合もものにしました。

若い選手が多いこのチームに負傷者続出のチームに急遽レンタルで獲得した身長195CMの大型GK林 彰洋選手です。

日本代表級の選手が入団してからチームは9勝3敗2分です。 
救世主と言うのはこういうことなんでしょうね。

3敗中の1敗はレンタル元の清水戦で出場なし
(レンタルする際レンタル元のチームと戦うときは出場させない契約があるらしいです)

天皇杯含めると最近10試合で7勝2敗1分です。

降格圏もらくらく突破し来年だったらセカンドステージ優勝していたかも知れません。 

このチーム勢いに乗ると手に付けられないようです、J2時代の2011年16試合負けなしでJ1昇格、現在はそのピークなんでしょう。

監督は元セレッソ大阪の選手ユン・ジョンファン / 尹晶煥監督です。ひそかにここでもセレッソブームが起きているんですよ。

このチームはこれといって目立つ選手、代表常連選手もいませんが、組織力と頑固なカウンター攻撃が強力です。

やはり最近の印象として走れるチームがクラブワールドカップ準優勝のモロッコ、ラジャカサブランカも含めいい成績を上げていますね。

もっとメディアに大きく扱われても良いと思うのですが...

若手を育てる、上手く使うと言うのが上手なんでしょう、来年は選手達が他のチームに引き抜かれないように成熟させれば念願のリーグタイトル争いに入ってきますよ。

このチームは昇格して2年目、データもないのか、なぜかいつも支持率が悪く、高配当を招きます、4回戦C大阪、準々決勝川崎Fと撃破、今年はずっとスポーツベットの予想を反していました。

準決勝はリーグ準優勝横浜FMです。技術と経験があります。リーグ優勝目前で優勝を逃した悔しさをこの大会にぶつけてきます。

同じ九州勢として準々決勝まで駒を進めた大分トリニータが横浜FMに破れました、大分の分まで九州勢としてがんばってほしいと思います。

最後にサガンは天皇杯優勝というビッグなお年玉、ACL出場権をもらえることができるのでしょうか?

播戸選手の気迫プレイも見たいですね。元気が出てきますよ。

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