2014 ワールドカップのグループ分け抽選の結果も出てきて更に興奮している最中、リーグ戦、CLを試合が次々に行われています。
今週はチャンピオンズリーグのグループ戦最終節が行われます、既にバイエルンなどいくつかのチームが決勝トーナメント進出を決めていますが、決まっていないグループにとって今週がとても大事な試合になります。
【グル－プF】
上位3チームに決勝トーナメントにいけるチャンスがあります。
最終節の試合はナポリ VS アーセナル と マルセイユ VS ドルトムントそれでは分析してみましょう。
□ アーセナル
ここまでグループリーグ5試合戦い4勝1敗で負けたのは10/22ホームで戦ったドルトムント戦のみで現在首位です。
今回のアウェイでのナポリ戦、試合結果次第ではグループ突破も危険な状態で気を抜けません、得失点差、決勝トーナメントの組み合わせも考え首位でグループ突破し、来年の準備をしたいところが本音でしょう。
ここ最近の試合を振り返ると週に2試合が続いていますが、きっちり勝利を重ねてきてプレミアリーグでは首位をキープ、 CL含めた試合で7勝1敗、その7勝全て完封勝利、唯一の敗戦はマンチェスターU戦のみでとても安定しています。
ここが最後の踏ん張りどころで、選手達の健康、疲労面が心配ですが、最悪この試合の結果次第ではアーセナルは得点が少ない分、グループ突破が出来なくなる可能性があります、最低でもグループ突破のできる引き分けで終わらせたい試合です。
そして今夜行われる現在好調のエヴァートン戦があり中二日でナポリ戦に挑みます。
ジルーを休ませ、ベントナーが出てきて得点を決め、先を見据えての戦いで上手く機能していました。先日のハル・シティ戦をはチーム全体それほど疲労の残らないようなギア入れ替えながらの試合展開でフィジカル面の問題はないように思えました。
このチームの14試合で10失点という守備陣の頑張り、層の厚いこのチームです。ここで疲労で負けてしまったなんてことがあれば今年はなんだったんだ！になりかねないですね。
□ ナポリ
一時期ローマと共に連勝していたこのチームですが季節が寒くなるにつれてチームの状態も下降気味になってきました。
やはりリーグ戦とCLの掛け持ちで連戦続き、疲労が出てきているように思えます、最近5試合では1勝3敗1分、5試合13失点と数字に表れてきています。リーグ戦では3位ですが首位との勝ち点差が8まで広がり、4位インテルもナポリの勝敗に仲良く付き合ってくれているおかげで3位です。
下位チームとの試合を落としている様だと今後厳しいような気がします。
ただACミランのようにリーグ戦不調でもCLでは見違えるようなチームになることもあるので何があるかわかりません。
ここは3-0以上での勝利が全体条件です。ただここまで好調の要因でもあったハムシクの怪我はこのチームにとって大きなマイナス要因となっています。
ハムシク不在時の最近3試合では8得点ながらも10失点しています。
今回は格上相手のアーセナルです。
ここはリバプールでCL優勝経験もあるベニテス監督にとってひとつの挑戦です。どういう風に手綱を引いてくるのかまだまだ発展途上のこのチーム、どう結果が出るのかとても楽しみです。
【勝利への指針】
ナポリの勝利 (1) 2.39倍
引き分け (X) 3.20倍
アーセナルの勝利(2) 2.95倍
アーセナルファンにとってはあまり見かけない倍率で喜んでいることでしょう、ただ意外なオッズには落とし穴があるかも知れません。
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