2014年10月8日水曜日

■ UEFA ユーロ2016 予選 ・グループI ■ アルバニア - デンマーク

2014年10月12日 - 3:45 日本時間
今週末のヨーロッパサッカーは通常の国内リーグ戦が無く各地でUEFA ユーロ2016のグループ予選が行われます。
その2節目、アルバニアとデンマークの試合を掘り下げて考えて見たいと思います。
            Image Source:Online Soccer Manager
■ アルバニア - グループ予選初戦は9/8敵地でポルトガルと対戦し勝利しています。
ワールドカップにこそ出場していませんが、FIFAランキング45位、8月は70位でしたが、一気に順位が25も飛躍的に伸びました。

ポルトガルは相当に超格下アルバニアをなめいた、C/ロナウド不在、国内リーグ戦も重なり強化期間が短かったなどありますが、FIFAランキング45位のチームにホームで敗れるというブックメーカー的に大波乱を起してしまいました。

シュート数ポルトガルが19本でボールキープ率68%、アルバニアたったの1本、ボールキープ率32%
本当にわずかなチャンスを生かし守りきりました。

決め手もあるというか上手く行くことが全ていまくいったようで、後半はひょっとしたらと見てましたが勝負の流れを感じました。

気まずい敗戦となり苦しくなったポルトガルチーム、ロナウド不在だけのせいでは内容に思えました。ワールドカップから復調の気配が感じられません。
これを見てしまうとちょっと偶然という言葉で片付けられませんね、 アルバニアの作戦が上手く嵌り、このデンマーク戦でも二匹目のどじょうを狙います。

うーん、ポルトガルどうなってしまうのでしょうか?このまま萎まず、そろそろC・ロナウドの後継者が出てきてもいいような気がしますが。。。
■ デンマーク
このチームの初戦はホームでアルメリアと戦い2-1勝利しています、試合が動いたのは実質後半からで、アルメリアにされましたが、落ち着いたプレイが印象的にすぐに追いつき逆転、そのまま逃げ切りました。

同点ゴールを決めたのはブンデスリーガバイエルンに所属する、まだ19歳のホイビュルク選手バイエルンの分厚い選手層を破ってレギュラーに定着できれば本物の選手、デンマーク国内ではオリンピック代表の選手でU-17、U-19と代表に選ばれており、エリートコースを歩んでいる選手です。

決勝点を決めたのは途中出場したカーレンベルグ、31歳のベテランです。
この逆転ゴールが通算79ゴール目となります。
【勝利への指針】 - 引き分け
通算成績がアルバニアの1勝6敗1分で唯一の勝利は、1963年のメキシコワールドカップ予選でした、デンマークが有利そうですが、アルバニアも最近のFIFAランクを25も上げてきた、ポルトガルを破った勢いをデンマークが落ち着いたプレイでどこまで封じ込めるかという試合になりそうです。
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