9/14(土)23:00(日本時間)
- クレイヴン・コテージ
2 週間ワールドカップ予選が行われるため、世界の各国のリーグ戦は一旦小休止になります、日本ではキリンチャレンジカップが行われます。個人的に日本代表といえばヨーロッパ移籍の先駆者的存在の稲本選手が鮮明に思い出されます。現在も川崎Fで活躍中の稲本選手が在籍していたこの両チームの対戦が14日に行われます。 この「フラム vs ウェスト・ブロムウィッチ」について考えてみたいと思います。
フラムは元々試合を支配する能力が高いチームの印象を持っています。 しかし残念なことに今回はそうも行かなさそうです、対戦するここまで3戦未勝利ウェスト・ブロムウィッチは初勝利に向けてなりふり構わず必死に向かってくるでしょう。
【フラム】前節アウェーでニューカッスル戦ったフラムは何とか引き分けに終わりそうなところ後半41分にハテム・ベン・アルファにゴールを食らって力尽き敗戦、開幕からずっとフラストレーションのたまる試合をしています。これにはマルティン・ヨル監督も、表立って見えていませんが、開幕から3試合、納得のいかない試合展開に不満のようです。 このままではこの順位をうろついて、降格してしまう気配もします。チームの要的存在ブレデ・ハンゲラントと共にウェスト・ブロムウィッチで何とか2勝目を上げるためこの2週で何とか建て直したいところです。
【ウェスト・ブロムウィッチ】 開幕から3戦未勝利、0得点のこのチームですが、第2節のエヴァートン戦で唯一の勝ち点1を上げています、ちょっとここは早く降格圏を脱出する為にチーム一丸となり、何か特攻策が必要です。レンタル移籍でフランスリーグのマルセイユから、MFモルガン・アマルフィターノ選手を獲得するそうです。イエローカードも3試合で9枚というのもよい印象ではありません、後々出場停止でチームに影響を与えてしまいます。
【勝利への指針】
どちらもこの試合だけは手堅く勝っておきたいと、注目度はあまりないですが、チーム当事者、地元サポーターにとって
かなり重要な試合になると思います。 フラムにとってホームで戦えるので有利に見えますが、ホームでの5試合全て未勝利、シーズン開幕から3試合で2得点、イエローも7枚もらっております。
ウェスト・ブロムウィッチもここプレミアのホームゲーム5試合未勝利です。フラムこそウェスト・ブロムウィッチと比較してわずか1勝しているものの、似たり寄ったりの感がします。
ここは残留決定戦のような悲壮感あふれる試合を思い出させ、最後は仲良く引き分けで終わってしまうような気がします。
Image Source: Zimbio