今回紹介するのは、ボスニア・ヘルツェゴビナ32カ国で一番なじみのないチームでしょう、そのなじみのなさから、とっても不気味さが漂ってきます。
IMAGE:mega-flags.com
イタリアの東(右側)、クロアチアの隣に位置する国、首都はサラエボ、これでピント来た人が居るかも知れません。
1984年に行われた冬季サラエボオリンピック、スピードスケートで日本から黒岩彰選手が出場していました。
国家がなくなってしまったユーゴスラビアから独立し現在に至ります。
旧ユーゴスラビア絡みの国際紛争の影響で国際大会に出場できなかったり、様々な困難と苦悩があり、2011年にようやくその制裁が解除され、ワールドカップに挑みます。
関係者、国民にとって念願のワールドカップ出場です。
その旧ユーゴスラビアで考えると、昨年まで名古屋グランパスを指揮、大きな実績、日本のサッカー界に偉大な功績を残した、ピクシーがいましたね。
現セルビアですがしっくり来ないのでユーゴスラビアということで。。。
IMAGE:theguardian
私達はストイコビッチからサッカーの楽しさ、厳しさ多くのことを学びました。
子供から大人までみんなが大好きで人気がとってもありましたね。
納豆と鮎の塩焼きが大好物で、名古屋グランパス時代に、キャンプで朝食に納豆がなかったことに対し激怒し、スタッフを買いに走らせたエピソードが今でも印象的です。
今後はビッグクラブでの指揮を期待しています、アーセナル、ベンゲル監督の後任にぴったりだと思うのですが、もしくはサッカー界で重要なポジションへ就くことでしょう。
さてこのチームFIFAランキング - 25位 - 事実上ワールドカップ初出場
ワールドカップではギリシャを押さえ、グループ首位通過し出場権を獲得しています。
特徴として目立つのは10試合で30得点したパワーのある攻撃力のチーム
おまけに失点はたったの6(参考、ドイツ10、イタリア9、イングランド4、スペインが3失点)
有名どころの選手を上げると、プレミアリーグ、マンチェスターシティに所属のエディン・ジェコ、今シーズン13得点、イタリアセリエA、ローマのピャニッチ、共にチームの中心選手として活躍しています。
Image:FIFA
こう見ると初出場とはいえ、結構上位進出が期待できそうな気がしませんか。
ちなみにワールドカップ初出場、初優勝は1930年のイタリアです。
1930年の場合だと、ワールドカップの歴史も浅いので、それほど重要ではないですが、今の時代でこういう記録を打ち立てることは現実的に可能なのかと考えてしまいます。
まずはボスニア・ヘルツェゴビナとしてのワールドカップ初勝利を目指し、
6/16 - アルゼンチン
6/22 - ナイジェリア
6/26 - イラン と戦います。
大会前の強化試合として
5/30 コートジボワール
6/4 - メキシコと対戦予定です。
仮想ナイジェリア、アルゼンチン、この結果次第である程度、ブックメーカー的にもつかめてくることでしょう。
特にコートジボワール戦、大会本番では日本代表と戦うので注目がしています。
紛争や様々な困難を経てワールドカップ出場にこぎつけたこのチーム、国民の期待を背負って、サッカーを通じ世界平和をアピールしながら試合に挑みます。
Image :ratebeer.com
2014年5月6日火曜日
■ ワールドカップ出場国の本音 23 ■ F組 - ボスニア・ヘルツェゴビナ
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