2014年2月17日月曜日

■ ワールドカップ出場国の本音 9 ■ C組 / ギリシャ

■ ギリシャ - 2回大会連続3回目の出場 - FIFAランキング12位(参考 - 日本48位)
 今回は日本と同じに組に振り分けられ、わが日本チームと6月20日(金)朝7:00-日本時間に対戦する ギリシャチーム の本音を探ってご紹介させていただきます。

勝手なギリシャのイメージ
ヒポクラテス、かなり昔に古尾谷雅人主演映画のヒポクラテスたちがありましたが、ご存知の方がいればかなりの映画通です。 
そして、アテネオリンピック、オリンピック発祥の地で開会式ではいつも1番に入場行進に出てきます。
中学、高校時代の歴史の授業で出てきた、古代ギリシャ文明....ちょっと頭が痛くなりそうですが
海沿いにある数々の白い塀で囲まれたきれいな家を思い浮かべ、年をとり、定年後に訪れたい国の印象です。
 こんなところでしょうか?

サッカーにおいてはあまりぴんと来る選手がいません、Jリーグにもあまり来ていないようです、国内リーグではオリンピアコスがCLに出場している程度の知名度でしょう。

オリンピアコスのイメージで試合に挑むと痛い目にあうかも知れません。

今大会の出場予選をかけた戦い、ヨーロッパ予選では、ボスニア、スロバキア、リトアニア、ラトビアなどと同組で比較的に楽なグループの印象でした。

案の定10戦8勝1敗1分、うち七試合0点に押さえる、首位通過したボスニア相手に1敗1分とグループで2強を形成し得失点差で2位となり、プレーオフに回ります。

ルーマニアとのプレーオフでは初戦快勝、比較的楽にワールドカップの切符を手にしていますね。

2010年の南アフリカ大会では、日本にとって永遠のライバル韓国、優勝候補アルゼンチン、毎回ダークホースの常連ナイジェリアとの組合せで、ナイジェリアに勝ったのみで1勝2敗、予選落ちとなっています。

4年間でチームは変わっているかと思いますが、そのうちの1勝はナイジェリアの場合、とてもものさしにしやすいはずです。 韓国戦では2-0で敗れており 、今回、日本代表にとってそれほど怖くはないような気がします。

ただ雰囲気的に、2006年ドイツ大会のクロアチアのイメージと重なります。

出場してくる以上強豪チームですが、ブラジル、スペインなどとあたらなくて良かったと思います。
ほかのチームとの比較すると、B組に入るより、ずっと楽な組だと思います。

監督のフェルナンドサントスは、堅い堅い守備で、急に切り変わる 速い攻撃で相手を翻弄させる戦術 です。
この戦術について国民から賛否両論出ていますが、結果が出ているのですが、本番では経験不足の部分が出てしまいます。

この戦術がはまれば怖いですが、そういう固めてくる相手は日本にとって不安があるような気がします、相手に先制され、その後ガチガチに固められた場合、抉じ開けるのに苦労し、一瞬の隙を衝かれ相手に攻撃され、あたふたしてる間に追加点を与えるというパターンが浮かんできます。

去年日本代表が苦しんだ、セルビア、ベラルーシに負けた試合のようなイメージが浮かんできます。但しールドカップでの実績は日本のほうがずっと上です。

この後このギリシャは仮想日本なのか、3月14日に韓国と親善試合を行い、大会直前ポルトガル戦い、仮想コートジボワールとの意味合いで、ナイジェリア、仮想コロンビアといういみあいでボリビアとの試合が予定されています。

韓国、ナイジェリアと組むというのが2010年のワールドカップと同じ相手で、過去の失敗を繰り返さないように復習し、いい気分で大会に臨むと言う意味でしょう。

身の丈にあった戦術で、基幹がしっかりした石橋をたたいて渡る派手さのないチームのようです。
         Image Source:Sportal 

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