2014年5月7日水曜日

■ ワールドカップ出場国の本音 24 ■ F組 - アルゼンチン

F組最後のご紹介です、 毎回優勝候補と恐れられる、アルゼンチン です。
FIFAランキング6位、11大会連続16回目の出場、もう常連国です。

日本が初出場した1998年フランスワールドカップで、一番最初に試合をした相手国が
このアルゼンチンです。

首都はブエノスアイリス、南米大陸に位置し、日本からの直行便飛行機の運航はなし、人口はおよそ4.100万人の南米で2番目の面積の国です。

アルゼンチンの印象、やはりマラドーナ、サッカー以外ではアルゼンチンタンゴ、ワインでしょうか?個人的にはサッカーの試合前に演奏される国歌がやたらと長く感じ印象がありますが、機能性でしょうか?
気になる方、今大会でアルゼンチンの国歌について確認してみて下さい。

このアルゼンチン、ワールドカップでは優勝経験が2回あり、最近は他国が力をつけてきたせいもあってか1986年メキシコ大会以来優勝していません、2002年の日韓大会では、スウェーデン、イングランド、ナイジェリアと同じく組に入り、予選落ちしています。

当時の中心メンバーはバティステュータ、クレスポ、ベロン、年齢的な問題、若手選手との連携が進まず、1998年のスペインが予選落ち、2002年ではアルゼンチンが予選落ちという大波乱を起こしました。
                                                              Image:ZIMBIO
今大会の予選、南米予選ではブラジルが開催国のため出場せず、9カ国ホームアンドアウェイで16試合戦い、9勝2敗5分、堂々の首位で出場権を獲得しています。

負けてしまった2敗は、出場権獲得が決定した後の最終節にウルグアイ戦、 これはそれほど受容性はありませんでしたが、やはり第2節で対戦し1-0で負けてしまったベネズエラ戦後、そして第3節で、ボリビアと引き分け、ふがいない成績でチームの結束が高まりました。

この予選は厳しい戦いになる、もしかしたら出れなくなるかも知れないとメッシを中心に危機感を予選中ずっと持って戦いに挑んでいました。
そしてその強い結束を持って本番へ挑みます。

ブラジルの隣国ということもあって、今回こそは優勝候補に挙げてよいでしょう、予選落ちしてしまった場合を考えると、けが人続出以外の理由が見つかりません。
12BETで行われている優勝国当て予想でも2位のオッズがつけられています。

これしかつかないのか?こんなについてるのか?どう思われますか? 
ちなみに日本代表のオッズ、151倍で、お隣の韓国501倍。

出場決定後の親善試合ではエクアドル、ルーマニアに引き分け、本大会で同じ組のボスニアと戦い勝利しています。
6/16 ボスニア
6/22 イラン
6/26 ナイジェリア
とグループ予選を戦います、直前の強化試合では、6/4にトリニータトバゴ、6/7にスロベニアと戦い本番へ挑みます。

この組が一番楽そうに見えて、2位以下が混戦状態に思えます。

ブックメーカー的に2位通過がどこになるのかに注目が集まっています。

1位通過が濃厚のアルゼンチン、選手層の顔ぶれを見るとメッシを筆頭に、強力なメンバーがそろいます、攻撃陣ではマンチェスターシティのアグエロ、PSGラベッシ、ナポリのイグアインがそろい
ベンフィカのガライ、インテル勢のカンパニャーロ、アルバレス、パラシオが揃い踏み。

南米サッカーは特有の個人技を生かし、攻撃力が高いとされています。

組織力に問題があるとされていますが、その辺が課題で大会に挑みます、ただ勢いがつけば優勝まで手につけられない、最後まで突っ走っていけるチームです。

本音では、リーグ戦で今年に入り不調になってるバルセロナの超高給取りメッシの状態次第ではないでしょうか。

リーグ終盤戦の動きに疑問が残り数年前の切れが戻ってほしいところです。

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