2014年5月16日金曜日

■ ワールドカップ出場国の本音 31 ■ H組 - ロシア

FIFAランキング18位/ 3大会ぶり10回目出場
2002年日韓大会以来の出場のロシアです、2002年大会では日本と同じグループに入り戦い、
トルシエジャパンが1-0で勝利しています。

当時日本代表と対戦することになったロシアは背の高い選手が多く、一番要注意の国と大警戒されてましたが戦ってみて暑さのためかロシアに元気がなかったように見えました。

会場は横浜国際競技場(現在の日産スタジアム)稲本選手の得意の飛び出しから決まった得点でした、その後日本に勢いがついて予選3試合目のチュニジアも突破し、決勝トーナメント進出が決定した試合です。

ロシアのイメージとして、テニスのシャラポワ、バレーボールがやたらと強い、寒い、ウォッカというのどが熱くなる位の酒を飲んでいる、食べ物はビーフストロガノフ、ピロシキ、マクドナルドが他の国と比べ、材料が違うらしくやたらおいしいと友人が大絶賛していました。

人口約1億5千万人、国土が世界ナンバーワンの広さで首都がモスクワです。
こんな巨大な国ロシアチームの監督を務めるのは大物といってふさわしいでしょう。

ACミランでチャンピオンズリーグ優勝、ユベントス、レアルマドリッド、イングランド代表での監督経験、そして今回はロシア代表監督としてワールドカップに登場です。
         Image:ZIMBIO
W杯予選ではポルトガルと同じ組に入り戦い7勝2敗1分、得点15、失点5で堂々の1位通過を決めました、有力チームで1位通過確実とされていたポルトガルは6勝1敗3分ながらも、ロシアを下回り2位通過でプレーオフに回り、スウェーデンを破り出場権を獲得しています。

本音としては初の決勝トーナメントに駒を進めたいところでしょう、予選でポルトガルを上回って出場したという自信が本大会で大きな勇気となって活躍が期待でします。

このロシアチームはグループHに入り韓国、アルジェリア、ベルギーと戦います。
6/18 韓国
6/23 ベルギー
6/27 アルジェリア

大会前の強化試合として
5/26 スロバキア、5/31 ノルウェー、6/6 モロッコ 
と対戦予定です、大のライバルは、ベルギー、アルジェリアとにらんでいるのでしょうか?
初戦の韓国戦ですが、昨年11月に親善試合で対戦し2-1でロシアが逆転勝利しています。

カッペロ監督に変わって通算成績9勝2敗4分で負けなくなりました。
監督の力が成績に現れています。
そしてこの監督、2年後にフランスまで行われるユーロ2016までロシアで指揮を取る事になりそうです。

今回の大会ではまず初の決勝トーナメント進出、課題は対戦国ではなく、早くブラジルの気候となるだろうというのが本音です。

ただ、あまり詳しくない人から見ると、実績不足のため評価が低いようです。散々このブログでサッカーは監督の影響が大きいと取り上げてきました。

ブックメーカー的においしい配当にありつけそうなのがこのロシアです。

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